旧東海道走り旅を終えて想うこと/漂白の思い
2007 / 08 / 21 ( Tue )
旧東海道走り旅を出立したのが、7月初旬であった。

ちょうど梅雨の時季で、難所である箱根を越えていた。

コンビニで購入したビニールポンチョを頭から被り、苔むした石畳群はよく滑る。
足元を注意しながら転倒すること数回。
古の旅人を想うと、途方もない旅路であること分かる。



旅は、危険と紙一重で最悪の場合は行き倒れの可能性も少なくない。
旅人は、出立する前に親戚・知人との今生の別れと信じて、惜別の涙を送ったと聞く。

峠越えの難所…例えば鈴鹿峠、箱根峠などは、覚悟を決めなければならない。
旧道には、行き倒れになった旅人を葬る塚や無縁仏など、累々とあることに驚いてしまう。

さらに、治安に関しても現代ほど安全ではなく、山賊などの輩が街道に出没する。
金銭だけでなく着物など裸同然に搾取されることも少なくない。

最悪の場は、殺害された旅人は、草の露となり野ざらしの屍は、日常的に野山に横たわっていたらしい。

今回の走り旅で大きな経験として痛感したことは、昔の旅人は命がけだったこと。
僕は、四国遍路のような巡礼者の白き死似衣装の姿を思い浮かべていた。

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